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新築工事

NEW CONSTRUCTION

工事完了

2023-02-17
カテゴリ:住宅 新築 リフォーム ブログ
藤岡市内の新築工事です

毎日寒い日が続きます。
工事現場にとっては厳しい環境です。
職方の皆様には大変感謝しております。

木工事が完了して、キッチンを設置し内装工事(壁紙張り)に入ります。
石膏ボードのジョイントやビス頭にパテをかっていきます。
パテ埋めで平滑な下地を形成することで、壁紙の仕上がりもキレイになります。
器用にケレンを使いながら、サクサクと小気味よく作業を進める様は、鉄板焼きのシェフの芸術的な手さばきを彷彿します。
ペーパーサンダーでパテを平滑に扱いて、下地が完了したら壁紙張りに入ります。

クロスは厚いへらを当てがって定規にし、カッターを滑らせます。
厚みがある分、クロスの足が返るのです。

先々にジョイントが開きやすい入隅などはクロスを返して張り込みます。

ジョイントや隙間には水性のコーキング剤を入れて、濡れたスポンジで拭き取っていきます。
システムキッチンはIHコンロです。
火を使用しないため、火災やヤケド等の安全性が高いのはもちろん、夏場などは対流熱が少なく快適にお料理が出来ます。
五徳も無いフラット形状のため、お手入れもしやすいです。
キッチンの天板はステンレスです。
錆に強く衛生的です。熱い鍋などを直接置いても焦げにくく強いことが特徴です。
また、見た目もシャープでスタイリッシュですね。
収納も豊富です。以前は観音開きの扉が多かったのですが、現在は引き出し型が主流です。
隙間も無駄なく利用されており、効率的な収納スペースになっております。
外壁サイディングはメタリックなブルーです。
ボーダー柄が繊細なリズムを醸し出します。
軒天井のホワイトとのコントラストが輪郭を表現します。
造作建材はパナソニック製です。
玄関ドアと内部建具・フローリングの色合いを合わせることで統一感が出ます。
トーンの抑えた色調は温かみを感じ、夜のライティングの際には柔らかで穏やかな空間になります。
家主の一日の疲れを存分に癒してくれる空間になります。
内覧会を済ませ、お引渡しです。
スマートキーの設定を行います。キーレスエントリーなのです。
設定には意外と手間が掛かります。

ご入居も済ませ、現在はエクステリアの工事に入っております。
今後とも、末永くお付き合いの程、どうぞ宜しくお願いを致します。



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造作工事・仕上げ

2023-01-14
カテゴリ:住宅 新築 リフォーム ブログ
藤岡市内の新築工事です

新年あけましておめでとうございます。
本年もどうぞ宜しくお願い致します。

躯体工事が完了しました。
フレーミング大工さんから造作大工さんにバトンタッチです。
水道・電気・ガスなどの内部配管・配線を終え断熱材を入れていきます。
断熱材には幾つかの種類がありますが、グラスウールという断熱材を使用します。
グラスウールは繊維系断熱材に属しており、発砲プラスチック系の断熱材に比べ防音・吸音性に優れた特徴があります。

柱間に入れていくもので、1つ1つが防湿フィルムに覆われているものと覆われていないものが有ります。

今回はノンホルムアルデヒドの高性能グラスウールで防湿フィルム別張りの商品です。
防湿フィルムという室内側に施す防湿層は壁内結露を防止するうえで非常に重要な部分になります。

結露水が断熱材に染み込むと熱の貫流抵抗が半減してしまいます。
室内は人の呼気や暖房機からの水蒸気が多く発生するため、気密性の高い昨今の建物では壁面から水分を多く含んだ空気が侵入すると壁内で結露を起こします。

そのため室内側の防湿層を隙間無く、ぴったりと張り上げることが重要になります。
石膏ボードは外周@100mm、中通@150mmの間隔でビスの止め付けを行います。
所定のピッチで留め付けることで構造耐力壁の機能を発揮します。

ツーバイフォー工法では、在来工法と違い、外周も全てビスを回すため、ボード裏の足元の隙間が無く、冬場の足元の冷気漏れが起こりにくいです。
天井ボードも直貼りのため、在来工法のように天井内に繋がった空間が無く、内壁内のコールドドラフトも起こりにくく、壁天井共に気密性が高いことが特徴になります。

各部材間のファイヤーストップにもなるため火災にも強い工法です。

天井も水平構面として構造部になります。
以上のことから、在来工法に比べツーバイフォー工法は気密性が高く構造耐力が高いことが知られていました。
(現在の在来工法では、施工方法によって気密性・耐震性も非常に高く、どちらが優れた工法という見方はしません)
天井・壁の石膏ボードを張り上げ床材を貼ります。
以前は、根太と呼ばれる骨組みの木に、直接、床板を張っていたため、たわみやすく冷気も上がりやすかったですが、現在の工法では面材が全面に貼られることが殆どの為、冷気や通りにくく、たわみも起こりにくいです。
床を貼り進めながら、丁寧に養生をしていきます。
写真の通り、大工さんは整理整頓が大変しっかりしているため、現場は大変綺麗です。
綺麗な現場ほど品質が高くなることは言うまでもありません。

床が仕上がると建具(ドア)の枠を取付け、天井や床の見切り材を回し、下駄箱などを取り付ければ木工事が完了します。
大工さんが完了したので、品質の検査をして次工程に進みます。
間取りのチェックや仕上げ材の取付状況、ボードビスピッチなどの検査を行います。

次回はいよいよ仕上げに入ります。

To Be Continued!


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フレーミング工事

2022-12-10
カテゴリ:住宅 新築 リフォーム ブログ
藤岡市内の新築工事です。

フレーミング完了です

パネル工法は精度も高く施工性も良い合理的な手法です。
2*4では在来工法に比べ、ほぼ集成材を使用しておりません。
集成材はねじれや収縮に強い利点がありますが、204材では無垢ランバーの風合いの良さを感じます。
以前も触れましたが、2*4の壁面石膏ボードの外周部には全て下地の木枠が廻り、天井面の石膏ボードも直貼りになるため、気密性に富んだ構造になります。
室の断熱材がどんなに高性能でも、気密性が悪かったり、熱橋とよばれる熱の伝導が高い箇所があるようでは、高い断熱性能は期待できません。

反面、建物の気密性が高まると、室内の湿気が壁内にこもり、そこで露点温度に達してしまう『壁内結露』を起こしやすくなります。
壁内結露は非常に害悪です。
断熱材は濡れてしまうと、熱貫流の抵抗値が半減して(熱を通しやすくなってしまう)しまいます。
慢性的な壁内結露を起こしている建物は、カビや腐朽菌の温床となり、健康被害や柱を腐らせてしまう恐れすらあります。

そこで気密性の高い建物には
①計画的な換気
②壁内に湿気を取り込みにくい構造にする
③壁内に入り込んだ湿気を速やかに排出できる構造
が必要になります。

①は24時間換気システムです。
これは、室の気積が、2時間毎に全て入れ替わる換気量を確保する換気システムです。
多くの住宅は『第3種機械換気』といって、居室から自然給気をして、トイレや洗面所などから機械排気をする形です。

②③の対応です。
弊社では、②の対応として、断熱材の防湿層になるフィルムを後施工します。
バラバラの断熱材を繋ぎ合わせる施工のものに比べ、一体となったフィルムでは室内の湿り空気が壁内に流入しにくくなります。
③では外壁面の面材の防水シートに『透湿防水シート』を使用します。
こちらは、外部からの雨水侵入は防ぎますが、湿度だけは透過する仕組みになっています。
また外壁仕上げ材とシートの間は1.8cmの空気の通る層があるため、重量換気で壁内の湿気を籠らせることなく外部に排出するようになります。 

高気密高断熱がスタンダードな現在、壁内結露のメカニズムの理解が乏しいビルダーでは、高気密が反ってマイナスになってしまう懸念もあります。
フレーミング完了後、速やかに下葺きを施します。
急な雨にも対応するためにはタイムリーな下葺きが必要です。
こちらは屋根施工専門業者でもある弊社スタッフが行います。
第3者機関の躯体検査を経て次工程に進みます。

自社検査では、金物や釘のチェック、傾きや、間取り・開口部の確認等を行います。
造作工事に入る前に設備の配管や配線を行います。

上水管では水圧検査を行います。管の切り口にキャップをして1.75MPaの静圧をかけ、減圧が無いことを確認します。これで、水道管の水漏れや変形破損などの異常がないことが確認できます。

じんわりと染み出る涙漏れが起こっていると、時間が経過したのち、深刻な事態を引き起こします。
ゆっくりぽたんと垂れる水滴が時間をかけ天井ボードに染み込み、入居して数か月後、水分で飽和状態になった天井ボードがドスンと落下してきた事象を聞いたことが有ります。
かつての給水管はHIVP管という塩化ビニル管が主流でした。現在のようなフレキシブル管では無く、切り回して配管を行っていたため、継ぎ手が多かったのも難点の一つ(ジョイントが多い程、水漏れのリスクが高まりますね)でした。

兎角、デザインや高機能の謳い文句の喧伝に目を奪われます。
高品質な建物を供給するためには、性能の高い資材やシステムを使うだけでなく、経験と知識に裏打ちされた実直な施工管理が必要です。

To Be Continued!


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フレーミング工事

2022-12-05
カテゴリ:住宅 新築 リフォーム ブログ
藤岡市内の新築工事です。

基礎工事が完了しました。
足場を掛けて建方工事が開始します
2×4では建方大工さんを『フレーマー』と呼びます。
大工さんは親墨から土台の通りを出し、アンカーボルトの穴を開けて土台を敷き込んでいきます。

防蟻処理を施し、断熱材を入れて厚床合板を貼ります。
28mmの厚床合板を張ることで、根太を省略する事が出来ます。
2×4のフレーミングでは、現場で1からくみ上げていく手組と、工場で事前に作成をしたパネルを並べて固定をしていく方法があります。
今回はクレーンをいれてパネル工法でのフレーミングです。
非常に効率が良く、あっという間に建物の形になります。
To Be Continued!


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基礎工事

2022-11-22
カテゴリ:住宅 新築 リフォーム ブログ
藤岡市内の新築工事です。

基礎工事が始まりました

基礎はベタ基礎という種類の基礎です。
現在、木造住宅の大半はこの形状の基礎を採用しております。
25年程前までは布基礎が主流でしたが、施工性や気密性、構造的な安定性なども勝ることから布基礎にとって替わりました。

布基礎時代の基礎工事中では、歩きにくく、監督たちは鉄筋を跨ぐ際にズボンを引掛けて、ほつれてしまいます。

行政の鉄筋検査の際に雨が降ると、土がぬかるんでしまい益々大変でした。
境界・通り芯に水糸を張り、片手に製本、片手にコンベックスを持って検査員の指摘事項を記録するのです。

現在は基礎底面の前面に砕石敷きや防湿コンクリートを施すため、基礎内部では土を踏むことなく歩けます。
砕石敷きをして転圧をした後、防湿フィルムを敷き込むと途端に結露が起こります。
土からの水蒸気が多いことが分かります。床下の湿気を止めて、換気をしっかり採らないと、床下が腐食しやすいですね。

配筋検査が完了し、耐圧盤の打設です。
コンクリートは配合計画に基づいて、FC21・呼び強度24・スランプ18・粗骨材20にて打設です。

養生期間を経て、型枠脱型をし整地をして完了です。

次回はフレーミングになります。
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株式会社フジ住建
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